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Jardin D'or ジャルダン ドール 2021
¥4,950
商品名:Jardin D'or ジャルダン ドール 2021 ワイナリー・生産者:Bastien Boutareaud / バスティアン・ブータロー 生産地:プロヴァンス地方 品種:クレレット、クレレットロゼ、ヴィラールブランヴェルメンティーノ、マルサンヌ タイプ:白・辛口 アルコール度数:12% 容量:750ml 透明感のある淡いイエロー、ライムやスダチ、黄色リンゴのアロマ、じわりと拡がる旨味と果実味、完熟した柑橘の甘さがあり、酸が溶け込んだ味わいはバランス良くミネラリーです。 生産者について 「プロヴァンスで地球への愛を叫ぶ」 久方ぶりにプロヴァンスの生産者をご紹介いたします。海外セレブの別荘もあり高級住宅地として名高いサン・レミ・ド・プロヴァンスの中心から車で10分ほどの郊外、ミストラルから畑を守るための防風林の合間をかいくぐり、自宅に隣接した大きなガレージを改造したような古いが清潔感ある醸造所を初訪問したのが2020年1月。大きな体躯、人を引き付ける笑顔が魅力の1980年生まれのバスティアン・ブータロー、自然を愛する精神は筋金入りです。ソムリエとしてボマニールやヴィルヌーヴ・レ・ザヴィニヨンのプリウレなどの星付きレストランで仕事をしてきたバスティアン・ブータローは、奥さんのエミリーに出会う2009年までの間、オーストラリアのブレンドン・キーズ(BKワインズ)の元で研修を受けたり、ラ・ヴィーニャで働いたりと様々な形でナチュラル・ワインに触れ多様な経験を積んできました。2012年に長男のバチストが誕生し、パリから離れる事を決意、昔から馴染みのあったサン・レミ・ド・プロヴァンス近くへ移住しました。その後、ドミニク・オベットやアンリ・ミランのドメーヌで仕事をしながら、彼の興味は自分のワイン造りに向いていきます。バスティアンは2014年から、なんと耕作放棄地でなっているブドウを拾い集め自宅のガレージでワイン造りを始めます。2018年まではミランのところで働きながらも細々とワインを造り続け、2017年にやっと現在の自宅兼醸造所を入手、オフィシャルにワイン造りを始めました。それまでサン・レミ近辺の村にある畑を借りたり、耕作放棄地となっているブドウ畑を見つけては持ち主と交渉したり、とゆっくり自分の畑を得てきました。また知り合いからブドウを買ったり、前述したように自然になっているブドウ畑を見つけては収穫したりと自分の畑以外のブドウも使ってワイン造りをしてきました。素晴らしい古木のグルナッシュを偶然見つけ、バケツと剪定ハサミをもってブドウを摘み、僅か140本のワインを造ったこともあるそうです。自社畑以外のブドウを使ったワインはエル・クランデスティーノというネゴス名でリリースしています。仮面のエチケットはかつて耕作放棄地のブドウを無断で使っていた名残でもし警察が来た時に顔を隠すイメージをラベルに残しています。2018年3月、バスティアンは借りた土地に初めて自分で植樹しました。この区画では、トラクターは最初から入れず、全て馬と人間の手だけで仕事を行っています。植樹した品種は、コルシカ由来のシャカレロ(スキアカレロ)やニエルチウ(ニエルキオ)の他、サンソ―、クレレット、マルサンヌやグルナッシュです。またブドウだけでなく、リンゴやイチジク、ザクロ、洋ナシやアプリコット、オリーヴなどの果樹を植え、将来的には美味しいジュースも作りたいと話ししています。今後はサン・レミ郊外のアルピーユ山ふもとの畑を開拓する計画もあります。畑、ブドウ、醸造ではよく観察し、反応を見る。生き物へのリスペクトは絶対。自然とブドウをリスペクトして、手はなるべく加えない。農業における悪い習慣も見直すべきだといつも気を付けています。ファーマーとして生きる事が人間としてあるべき姿だと考えていて、少しでも地球に緑が戻るようにと真剣に願っており、地球の未来に対し相当の危機感を持っています。マーケティング的ビオなものには強い嫌悪感を持っています。 CO2の排出削減にも率先して取り組み自転車を改造したようなボルドー液散布のマシーンを自作して、畑のみならず地球にもダメージがない農業を考え実践する筋金入りの自然を愛し行動に移せる男です。子供の頃には10年間タヒチで育った時期もあり、数多くの旅をしてきた彼は視野が広く野性的で、反骨精神も強く非常に面白い、人を引き付ける人間性を持っています。自然を愛し、曲がったことが大嫌いで環境問題や政治の話題になると話が止まりません。初めてできた彼女は日本人、そして合気道もずっと習ってきているなど、日本への興味も強い彼です。この先の彼の将来にはとても大きな可能性を感じています。ゆっくりと大らかに彼と共に育っていくであろう彼のワイン達、カーヴで寝かせている時はレゲエを聞かせているそうです(笑)。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Libre Arbitre リーブル アルビートル 2022
¥4,730
商品名:Libre Arbitre リーブル アルビートル 2022 ワイナリー・生産者:Bastien Boutareaud / バスティアン・ブータロー 生産地:プロヴァンス地方 品種:ニエルキオ、スキアカレロ、アラモンサンソー、その他 タイプ:赤・ミディアム アルコール度数:13.5% 容量:750ml とろりと粘性ある透明な明るいルビー色、アメリカンチェリーやクランベリーの香り、良質な果実味で甘味感じるジューシーなアタック、穏やかなタンニンが溶け込むバランスの良いナチュラルな味わいです。 生産者について 「プロヴァンスで地球への愛を叫ぶ」 久方ぶりにプロヴァンスの生産者をご紹介いたします。海外セレブの別荘もあり高級住宅地として名高いサン・レミ・ド・プロヴァンスの中心から車で10分ほどの郊外、ミストラルから畑を守るための防風林の合間をかいくぐり、自宅に隣接した大きなガレージを改造したような古いが清潔感ある醸造所を初訪問したのが2020年1月。大きな体躯、人を引き付ける笑顔が魅力の1980年生まれのバスティアン・ブータロー、自然を愛する精神は筋金入りです。ソムリエとしてボマニールやヴィルヌーヴ・レ・ザヴィニヨンのプリウレなどの星付きレストランで仕事をしてきたバスティアン・ブータローは、奥さんのエミリーに出会う2009年までの間、オーストラリアのブレンドン・キーズ(BKワインズ)の元で研修を受けたり、ラ・ヴィーニャで働いたりと様々な形でナチュラル・ワインに触れ多様な経験を積んできました。2012年に長男のバチストが誕生し、パリから離れる事を決意、昔から馴染みのあったサン・レミ・ド・プロヴァンス近くへ移住しました。その後、ドミニク・オベットやアンリ・ミランのドメーヌで仕事をしながら、彼の興味は自分のワイン造りに向いていきます。バスティアンは2014年から、なんと耕作放棄地でなっているブドウを拾い集め自宅のガレージでワイン造りを始めます。2018年まではミランのところで働きながらも細々とワインを造り続け、2017年にやっと現在の自宅兼醸造所を入手、オフィシャルにワイン造りを始めました。それまでサン・レミ近辺の村にある畑を借りたり、耕作放棄地となっているブドウ畑を見つけては持ち主と交渉したり、とゆっくり自分の畑を得てきました。また知り合いからブドウを買ったり、前述したように自然になっているブドウ畑を見つけては収穫したりと自分の畑以外のブドウも使ってワイン造りをしてきました。素晴らしい古木のグルナッシュを偶然見つけ、バケツと剪定ハサミをもってブドウを摘み、僅か140本のワインを造ったこともあるそうです。自社畑以外のブドウを使ったワインはエル・クランデスティーノというネゴス名でリリースしています。仮面のエチケットはかつて耕作放棄地のブドウを無断で使っていた名残でもし警察が来た時に顔を隠すイメージをラベルに残しています。2018年3月、バスティアンは借りた土地に初めて自分で植樹しました。この区画では、トラクターは最初から入れず、全て馬と人間の手だけで仕事を行っています。植樹した品種は、コルシカ由来のシャカレロ(スキアカレロ)やニエルチウ(ニエルキオ)の他、サンソ―、クレレット、マルサンヌやグルナッシュです。またブドウだけでなく、リンゴやイチジク、ザクロ、洋ナシやアプリコット、オリーヴなどの果樹を植え、将来的には美味しいジュースも作りたいと話ししています。今後はサン・レミ郊外のアルピーユ山ふもとの畑を開拓する計画もあります。畑、ブドウ、醸造ではよく観察し、反応を見る。生き物へのリスペクトは絶対。自然とブドウをリスペクトして、手はなるべく加えない。農業における悪い習慣も見直すべきだといつも気を付けています。ファーマーとして生きる事が人間としてあるべき姿だと考えていて、少しでも地球に緑が戻るようにと真剣に願っており、地球の未来に対し相当の危機感を持っています。マーケティング的ビオなものには強い嫌悪感を持っています。 CO2の排出削減にも率先して取り組み自転車を改造したようなボルドー液散布のマシーンを自作して、畑のみならず地球にもダメージがない農業を考え実践する筋金入りの自然を愛し行動に移せる男です。子供の頃には10年間タヒチで育った時期もあり、数多くの旅をしてきた彼は視野が広く野性的で、反骨精神も強く非常に面白い、人を引き付ける人間性を持っています。自然を愛し、曲がったことが大嫌いで環境問題や政治の話題になると話が止まりません。初めてできた彼女は日本人、そして合気道もずっと習ってきているなど、日本への興味も強い彼です。この先の彼の将来にはとても大きな可能性を感じています。ゆっくりと大らかに彼と共に育っていくであろう彼のワイン達、カーヴで寝かせている時はレゲエを聞かせているそうです(笑)。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Muller Thurgau ミュラートゥルガウ 2022
¥3,850
商品名:Muller Thurgau ミュラートゥルガウ 2022 ワイナリー・生産者:Weingut Weigand / ヴァイングート・ヴァイガント 生産地:ドイツ/フランケン 品種:ミュラートゥルガウ100% タイプ:白・辛口 アルコール度数:11% 容量:750ml グリーンイエロー色、ハッサクや文旦、パイナップル、ライチ、パッションフルーツの香り、果実味が先に拡がる爽やかなアタック、心地の良い酸味が後半に拡がるジューシーな味わいです。 生産者について 「ドイツのシャブリ⁉BIO×高樹齢×シルヴァーナー×ナチュラル醸造」 フランケン地方といえばやはり、丸い特有の形をしたワインボトル/ボックスボイテルと辛口のシルヴァーナーの産地として良く知られています。大都市フランクフルトから車でアウトバーン3号線を東南東に数十分もいけばフランケン地方の西の玄関地アシャッフェンブルク(Aschaffenburug)です。フランケン地方はバイエルン州の北端に位置し、ぶどう畑の総面積は6,100haに及びます。多くは小農達の零細農園で、農業協同組合が力強い指導力を発揮していますが、旧貴族と修道院に基づく慈善協会によるワイン造りが,今日まで本命を保ってきました。が、もちろん、新しい流れもこの地でも息づき始めています。2018年、2019年とラインヘッセンのマルティン・ヴェルナー、アンディ・マンと20代のドイツ・ナチュラルワインの作り手をご紹介させて頂きましたが、東の銘醸地・フランケンでもナチュラルワインの新しい若い芽が力強く出てきております。アンディ・ヴァイガント、1991年生まれ。2018年より両親の畑を正式に引継ぎワイン造りを始めます。彼の両親は1990年からワイン造りを始めております。子供の頃から放課後は畑の手伝いを強いられていた彼、当時は遊びたくて仕方なかったので畑での仕事は嫌いだったといいます。音楽を作ることが好きで、プロのDJになる夢を見ていた時期もあるそうで今でもクラブでレコードを流す日もあります。両親の仕事を引き継ぐかどうか就学中はまだ決めかねていた彼ですが、結局高校を卒業した2011年から2013年の2年間、年季奉公のつもりで実家のワイン造りの手伝いをしました。その期間にブドウ・畑・自然・発酵・熟成の魅力にすっかり取りつかれてしまいます。さらに体系的・集中的にワイン造りを学びたいという事で、2014年~ 2017年まで、世界的に有名なラインガウにあるガイゼンハイム大学醸造学部で集中して学びます。この期間、彼は生涯の友を得ます。ラインヘッセン出身のマルティン・ヴェルナー、アンディ・マンを中心とした面々で、みな寮に住まいながら毎晩ワイン造りと将来について語り合い、飲みあかしたそうです。全員が全員、ナチュラルワインが大好き。この期間に彼らは皆、実家に帰ったら畑をBioに変え、醸造も人為的介入を極力避ける手法に変え、ナチュラルワインを造るんだと決意したそうです。彼にとってのアイドルは沢山いるそうですが、中でもオーストリアとフランス(中でもアルザス、ジュラ)が最高だそうで、セップムスター、ツェッペ、プライジンガー、リエッシュ、メイエ、オヴェルノワ、ガヌヴァ、キャヴァロド、〝あ、南はマタッサも最高だ″、どんどんスターの名前が出てきます。 彼との出会いは東京でした。 ある日、メッセンジャーに知らない外人さんからメッセージが。「マルト(マルティン・ヴェルナー)の友達で俺もワインをフランケンで造っているんだ。今度、仕事で東京に行くから一緒に飲まないか?サンプルを持っていくから俺のワインを飲んでほしいんだ!」と。天王洲で催された若手ドイツ生産者13社を紹介する“Generation Riesling”に出展する為の来日でした。もちろん答えはYes! フランケンだからシルヴァーナーか!これは面白そうだ、FBの写真を見るとちょっとヤンチャそうな若いイケメン。期待と想像は膨らみます。2019年5月下旬。東京の新しいナチュラルワインのメッカ?ピヨッシュで、彼と友人のドイツワイン造り手と合流。アンディはモスクワ経由で来日したのですが、乗り換えの飛行機が突然欠航。なんとか日本には到着したものの成田でロストバッゲージが判明。残念ながらサンプルはこの日、日本には届きませんでした。その夜は興が乗るまでは、思い出してはF〇〇KINGといい、飲んでほしかったんだ、、、と相当に悔しそうでした。翌日のGeneration Rieslingに出展した彼のワインは親譲りの醸造方法で造ったワイン、サンセールのセバスチャン・リフォーに例えるとそれらはカルトロンにあたり、僕らに飲ませたかったカテゴリーではなかったとの事。しかし、当日試飲したワインからは、ブドウの個性とポテンシャルを十二分に感じ取ることができ、その数週間後にはフランケンを訪問したのです。 フランケン地方のほぼ中央に位置するビュルツベルクから下道を南東へ車を30分走らせたイプホーヘン(Iphohen)という小さな村で両親はワイン造りと小さな宿を営んでおり、彼はそのワイン造りをガイゼンハイム卒業後の2018年から引き継ぎます。この村には25人程のワインの作り手がいて、皆で村の周りに500haほどの畑を所有しています。ヴァイガント家も村のすぐ周りの丘陵地に約9haの畑を持っています。彼に加え両親、両祖父母、ルーマニア人の従業員の6人で畑を守っており、すでに全ての畑でBioの認証を取得しています。彼は一年一年、畑に植物多様性をもたらすため様々な植物を植え、畑の中をできるだけ本来のあるがままの自然の姿に戻したいといいます。畑は美しい緑に覆われ、彼の性格を映し出すように大らかで明るい気で満ちています。 ヴァイガント家一番の自慢は全てのブドウが40~60年の高樹齢であること。この樹齢がアンディのワイン造りのスタイルをしっかりと支えております。ショイレーベは45年、リースリングは60年、もちろん愛すべき樹齢40年のシルヴァーナーがヴァイガント家の主役であります。それ以外でも樹齢60年のミュラートルガウはドイツでもなかなかお目にかかれないそうです。2018年と2019年にはシャルドネとピノノワールが新たに植樹されております。土壌は全てコイパー(Keuper)と呼ばれる泥土岩。砂や粘土、炭化物、マールなどで構成されており、約2億年前にできた岩石だそうです。この土壌がワインにハーヴを連想させる清涼感、塩味や白コショウを表現するミネラルやスパイス感、そしてフレッシュな酸をもたらしています。フレッシュなスタイルが大好きなアンディは毎年9月上旬には収穫します。家族、友人を中心とした収穫チームで、新顔が手伝いにきてもすぐに友達となり毎年の収穫チームは年々太く強くチームワークを結成していきます。手摘みはもちろん、小さなバケツでブドウを傷つけないように丁寧に献身的に収穫しブドウを運びます。この時期が一年でもっともエネルギーにあふれ美しい瞬間だと彼はいいます。セラーでの選果と除梗も収穫者の目と手で丁寧に愛情をもって行われます。プレスは最近主流のプヌマティックではなく垂直式を使用します。また、シルヴァーナーは収穫箱で足でのピジャージュによりプレスされます。発酵と熟成は基本的にはすべて古樽で行われます。畑や蔵に生きる自然の微生物での自然発酵はもちろん、すべてのキュヴェが無濾過・無清澄、亜硫酸塩を含む一切の添加物の使用はありません。初ヴィンテージからずっと徹底してきておりますが、出来上がったワインは、自然の素直さと美しさ、彼の明るさを体現しております。全てのワインにオフフレーヴァ―は一切ないといっても過言ではありません。 最近ではイタリア産アンフォラとジョージア産クヴェヴリも購入し、クヴェヴリは地中に埋めております。彼のエキサイティングな探求心が表れています。また一人、エネルギッシュなゲルマン魂をご紹介させて頂きます。僕がイメージしてきたゲルマンやフランケンのイメージとは全く違い、エネルギーの塊ではあるのですがしなやかで素直で素朴な液質、美しくリラックスした輪郭、さらにイケメン、本当に人柄がよく表れているワイン達です。(インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Novesque ノヴェスク 2020
¥4,180
商品名:Novesque ノヴェスク 2020 ワイナリー・生産者:Bastien Boutareaud / バスティアン・ブータロー 生産地:プロヴァンス地方 品種:カベルネソーヴィニヨン50% シラー50% タイプ:赤・ミディアム アルコール度数:13.5% 容量:750ml 黒い色調のガーネット色、イチゴジャムやプルーン、ナツメグ、胡椒のアロマ、骨太で力強いアタック、完熟ベリーの果実味が酸や渋味をカバーし、ボリュームと旨味が特徴です。 生産者について 「プロヴァンスで地球への愛を叫ぶ」 久方ぶりにプロヴァンスの生産者をご紹介いたします。海外セレブの別荘もあり高級住宅地として名高いサン・レミ・ド・プロヴァンスの中心から車で10分ほどの郊外、ミストラルから畑を守るための防風林の合間をかいくぐり、自宅に隣接した大きなガレージを改造したような古いが清潔感ある醸造所を初訪問したのが2020年1月。大きな体躯、人を引き付ける笑顔が魅力の1980年生まれのバスティアン・ブータロー、自然を愛する精神は筋金入りです。ソムリエとしてボマニールやヴィルヌーヴ・レ・ザヴィニヨンのプリウレなどの星付きレストランで仕事をしてきたバスティアン・ブータローは、奥さんのエミリーに出会う2009年までの間、オーストラリアのブレンドン・キーズ(BKワインズ)の元で研修を受けたり、ラ・ヴィーニャで働いたりと様々な形でナチュラル・ワインに触れ多様な経験を積んできました。2012年に長男のバチストが誕生し、パリから離れる事を決意、昔から馴染みのあったサン・レミ・ド・プロヴァンス近くへ移住しました。その後、ドミニク・オベットやアンリ・ミランのドメーヌで仕事をしながら、彼の興味は自分のワイン造りに向いていきます。バスティアンは2014年から、なんと耕作放棄地でなっているブドウを拾い集め自宅のガレージでワイン造りを始めます。2018年まではミランのところで働きながらも細々とワインを造り続け、2017年にやっと現在の自宅兼醸造所を入手、オフィシャルにワイン造りを始めました。それまでサン・レミ近辺の村にある畑を借りたり、耕作放棄地となっているブドウ畑を見つけては持ち主と交渉したり、とゆっくり自分の畑を得てきました。また知り合いからブドウを買ったり、前述したように自然になっているブドウ畑を見つけては収穫したりと自分の畑以外のブドウも使ってワイン造りをしてきました。素晴らしい古木のグルナッシュを偶然見つけ、バケツと剪定ハサミをもってブドウを摘み、僅か140本のワインを造ったこともあるそうです。自社畑以外のブドウを使ったワインはエル・クランデスティーノというネゴス名でリリースしています。仮面のエチケットはかつて耕作放棄地のブドウを無断で使っていた名残でもし警察が来た時に顔を隠すイメージをラベルに残しています。2018年3月、バスティアンは借りた土地に初めて自分で植樹しました。この区画では、トラクターは最初から入れず、全て馬と人間の手だけで仕事を行っています。植樹した品種は、コルシカ由来のシャカレロ(スキアカレロ)やニエルチウ(ニエルキオ)の他、サンソ―、クレレット、マルサンヌやグルナッシュです。またブドウだけでなく、リンゴやイチジク、ザクロ、洋ナシやアプリコット、オリーヴなどの果樹を植え、将来的には美味しいジュースも作りたいと話ししています。今後はサン・レミ郊外のアルピーユ山ふもとの畑を開拓する計画もあります。畑、ブドウ、醸造ではよく観察し、反応を見る。生き物へのリスペクトは絶対。自然とブドウをリスペクトして、手はなるべく加えない。農業における悪い習慣も見直すべきだといつも気を付けています。ファーマーとして生きる事が人間としてあるべき姿だと考えていて、少しでも地球に緑が戻るようにと真剣に願っており、地球の未来に対し相当の危機感を持っています。マーケティング的ビオなものには強い嫌悪感を持っています。 CO2の排出削減にも率先して取り組み自転車を改造したようなボルドー液散布のマシーンを自作して、畑のみならず地球にもダメージがない農業を考え実践する筋金入りの自然を愛し行動に移せる男です。子供の頃には10年間タヒチで育った時期もあり、数多くの旅をしてきた彼は視野が広く野性的で、反骨精神も強く非常に面白い、人を引き付ける人間性を持っています。自然を愛し、曲がったことが大嫌いで環境問題や政治の話題になると話が止まりません。初めてできた彼女は日本人、そして合気道もずっと習ってきているなど、日本への興味も強い彼です。この先の彼の将来にはとても大きな可能性を感じています。ゆっくりと大らかに彼と共に育っていくであろう彼のワイン達、カーヴで寝かせている時はレゲエを聞かせているそうです(笑)。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Soliszt ソリスト 2021
¥4,620
商品名:Soliszt ソリスト 2021 ワイナリー・生産者:Liszt / リスト 生産地:ライタベルク 品種:メルロー100% タイプ:赤・ミディアム アルコール度数:13% 容量:750ml 透明感のあるガーネット、ブラックチェリーやブルーべリー、フレッシュなアロマ、心地良いアタックで柔らかいタンニンとバランスの良く拡がる旨味が印象的です。 生産者について 「元ウィーン少年合唱団員が実践する家族経営のサスティナブル農業」 2019年6月よりご紹介させていただいておりますブルゲンラント地方ライタベルクの『Lisztリスト』は家族経営のワイナリーです。 Bernhard Liszt(ベルンハルト・リスト)は、ブドウ栽培の専門学校を卒業後の2003年、両親からこの仕事を引き継ぎ、彼の代でビオロジック農業に転換しました。代々、ワイナリーだけでなく、養豚業とホイリゲ(ワイン酒場)も営んできており、現在は当主として先代の両親と弟と共に仕事をしております。サスティナブル農業で地産地消を推進し、『オーガニックで作られるワインや食物を楽しみ自然に感謝する人々、彼らのために存在しているんだ』と言います。 〝責任を果たすという事〟は、お互い協力するということであり、懸命に働くという事であり、自然に感謝するということである。この教えは両親から受け継いだもので、この責任をとても大事にしており使命だとすら彼は考えています。 ビオロジック農法への転換は個人的な関心からきたのではなく、この父の教えがベースとなっているのです。 訪問時、彼がワインと共に出してくれた生ハムやソーセージは、旅の疲れを吹き飛ばす程の美味しさ。それもそのはずです。ワインだけでなく育てる豚にも非常なる愛情を注ぎます。広大な自然の敷地に放し飼いしストレスをまったく与えず、飼料も自分の畑でとれたオーガニックの穀物を与えます。もちろんこの豚肉が頂けるのは彼のホイリゲだけです。 彼は幼い頃から自分の中に流れる農夫の血に気づき意識し続けてきました。 なんと幼い頃、あのWiener Sängerknaben(ウィーン少年合唱団)の一員であり、世界中を歌って回ったことがあるそうです。日本へも来たことがあり、数都市を回りいつくかのコンサートで歌ったそうです。この時の世界中を旅した経験により、彼は強く自分のバックグラウンド、両親から受け継いだ農夫としての血を意識するようになり、オーストリアのブルゲンラントという片田舎で育ってきた日々をさらに愛するようになったそうです。 畑は7ha、ブラウフレンキッシュとグリューナー・ヴェルトリーナーを主に育て、アジアはもちろんヨーロッパにもこれまでは輸出せず、自らのホイリゲとオーストリアのいくつかのワインショップとレストランでのみ楽しめるワインだったようです。 この先、伝統的な方法と世界中からインスピレーションを受けた新しいアイデアを融合させていきたいと語ります。 ベルンハルトがワインを造るブルゲンラント地方は、ハンガリーとの国境沿いにあり暑く大陸性のパノニア気候の影響を受けます。その中でライタベルクは、ノイジードラーゼ湖の西岸、ブルゲンラント地方の北西側(ライタ山脈のブルゲンラント側)にあり、計3,097haの畑を有し、赤はブラウフレンキッシュ、白ワインはヴァイスブルグンダー、シャルドネ、グリューナー・ヴェルトリーナーが優れています。 ライタ山脈とノイジードラーゼ湖によって異なる影響を受け、暖かい湖風は重要な熟度に都合がよく、山脈は夜間の温度を押し下げます。したがって果実味、新鮮さ、フィネス、そして長熟さが増すのです。土壌は主に石灰とスレート(粘板岩)で構成され、約1500万年前の貝殻石灰は、多少塩辛い風味と上品さをもたらし、スレート(粘板岩)は望ましいテンションとストラクチャーに寄与します。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Tichodrome ティショドローム 2022
¥4,180
商品名:Tichodrome ティショドローム 2022 ワイナリー・生産者:Le Chat Huant / ル・シャ・ウアン 生産地:フランス・ロワール地方 品種:コー100% タイプ:赤・ミディアム アルコール度数:11% 容量:750ml 紫ガーネット色、フランボワーズやブラックベリー、湿った土、火打石のアロマ、柔らかなアタックに線の細いスムーズな味わいで穏やかなタンニンが溶け込んだ心地の良い逸品です。 生産者について 「TピュズラやOルマッソンの系譜を継ぐ女性醸造家」 018年に誕生したロワールの新規ワイナリー Jeremie Choquet、非常に綺麗なワインを産出する若手ですがロワールの有力生産者です。その奥様(正確には籍の入っていないカップルですが)Blandine Flochが新しいワイナリーを立ち上げました。JeremieとBlandineは、Thierry Puzelat氏やLesVins Contesの所で働きながら、2015年に出会いました。そして2018年から一緒にワイン造りを始め、子供も授かりました。しかし残念ですが二人は別々の道を歩む事になります。2020年は権利の関係で2つの会社が同じ醸造所で造りました。なので、彼女の権利の方のワインはDomaine du Chat HuantになってJeremieと別のラベルにしました。そして2021年に彼女がやっと醸造所を探し、正式に別れました。同時に彼女はDomaine からネゴシアンに会社を変え、Le Chat Huantになります。 Blandineは1986年9月17日ロワール生まれ。アンボワーズのBac Pro Viti-Oenoの醸造学校を出てしっかりと醸造学を学びました。2011年2012年とLes Vins Contesの所でワイン造りを学び、その後きちんと現代醸造を学び、そしてVin Natureを選んだのです。筋金入りの醸造家、私が選ぶフランスの女性醸造家best3に入ります。2021年の7月、収穫が始まる前にやっと醸造所の契約を終え、その年の醸造に間に合いました。彼女もOlivier Lemassonを尊敬しております。彼女と色んな話をするとどうしてもオリヴィエの話になります。何故って彼女のワイン造りの原点はLes Vins Contesだからです。2021年5月、オリヴィエが亡くなる1週間前に実はフランスでワインサロンがあり、Blandineはオリヴィエと同じブースでした。その時にオリヴィエが彼女に変な質問をしました。「どうしてワインを造っているの?」醸造家が醸造家にこんな質問は普通しません。私は沢山の取材を受けてきましたが、この質問はジャーナリストが必ずしますが、造っている我々にはナンセンスな質問で、個人的には嫌いな質問の1つです。その時はBlandineも変だな~って思いながらも気にしてませんでしたが、その1週間後の事件で彼女はショックを受けました。 2021年VTG、ロワール、特に我々Touraineより北のChevernyは壊滅的な被害を受けました。オリヴィエもBlandineも他の生産者達も9割ものブドウが無くなりました。なのでロワールの皆は南仏の友人たちのBIOのブドウを買って、今年は造ります。皆で南仏に行き、収穫し、トラックを借りてブドウをロワールに運び、そして醸造します。こういう年は皆で助け合います。Blandineが独立した最初の年はこんなに厳しい年になりました。でも商売は不景気から始めろ!こういう年に独立した人は強いです。私は全面的に彼女を応援します。何故って、私は彼女のワインの大ファンです。彼女の方がワイン造りのセンスが上です。私は醸造家であると同時に鑑定家です。客観的にワインを試飲します。悔しいけど、彼女のワイン造りのセンスにはかないません。2018年に彼女がジェレミーと一緒に造ったワインを飲んでショックでした。最初から、それもこんなボロボロの醸造所でこんなワインを造っちゃうなんて・・・凄い事なのです。子供も二人おりまだまだ小さいのでとても大変です。でもパワフルな彼女はその子供達が生きがいで2足の草鞋を履きながらワインを造り続けます。私はその彼女のワインがどんな風に成長するのか見守り続けます。新しい醸造所に移り、最初に訪問したのが私です。これからどんどん沢山の国の輸入会社が訪問するでしょう。彼女色100%になった、本当にピュアなワインを飲んで驚く顔が想像できます。(2021年9月28日 第1回目訪問 新井順子) (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Loriot ロリオ 2022
¥4,180
商品名:Loriot ロリオ 2022 ワイナリー・生産者:Le Chat Huant / ル・シャ・ウアン 生産地:フランス・ロワール地方 品種:ソーヴィニヨンブラン100% タイプ:白・辛口 アルコール度数:13.5% 容量:750ml グリーンイエロー色、ハッサクや柚子、レモン、アップルミントの香り、穏やかな酸のアタックにジューシーでレモンジャムの旨味を楽しめます。 生産者について 「TピュズラやOルマッソンの系譜を継ぐ女性醸造家」 018年に誕生したロワールの新規ワイナリー Jeremie Choquet、非常に綺麗なワインを産出する若手ですがロワールの有力生産者です。その奥様(正確には籍の入っていないカップルですが)Blandine Flochが新しいワイナリーを立ち上げました。JeremieとBlandineは、Thierry Puzelat氏やLesVins Contesの所で働きながら、2015年に出会いました。そして2018年から一緒にワイン造りを始め、子供も授かりました。しかし残念ですが二人は別々の道を歩む事になります。2020年は権利の関係で2つの会社が同じ醸造所で造りました。なので、彼女の権利の方のワインはDomaine du Chat HuantになってJeremieと別のラベルにしました。そして2021年に彼女がやっと醸造所を探し、正式に別れました。同時に彼女はDomaine からネゴシアンに会社を変え、Le Chat Huantになります。 Blandineは1986年9月17日ロワール生まれ。アンボワーズのBac Pro Viti-Oenoの醸造学校を出てしっかりと醸造学を学びました。2011年2012年とLes Vins Contesの所でワイン造りを学び、その後きちんと現代醸造を学び、そしてVin Natureを選んだのです。筋金入りの醸造家、私が選ぶフランスの女性醸造家best3に入ります。2021年の7月、収穫が始まる前にやっと醸造所の契約を終え、その年の醸造に間に合いました。彼女もOlivier Lemassonを尊敬しております。彼女と色んな話をするとどうしてもオリヴィエの話になります。何故って彼女のワイン造りの原点はLes Vins Contesだからです。2021年5月、オリヴィエが亡くなる1週間前に実はフランスでワインサロンがあり、Blandineはオリヴィエと同じブースでした。その時にオリヴィエが彼女に変な質問をしました。「どうしてワインを造っているの?」醸造家が醸造家にこんな質問は普通しません。私は沢山の取材を受けてきましたが、この質問はジャーナリストが必ずしますが、造っている我々にはナンセンスな質問で、個人的には嫌いな質問の1つです。その時はBlandineも変だな~って思いながらも気にしてませんでしたが、その1週間後の事件で彼女はショックを受けました。 2021年VTG、ロワール、特に我々Touraineより北のChevernyは壊滅的な被害を受けました。オリヴィエもBlandineも他の生産者達も9割ものブドウが無くなりました。なのでロワールの皆は南仏の友人たちのBIOのブドウを買って、今年は造ります。皆で南仏に行き、収穫し、トラックを借りてブドウをロワールに運び、そして醸造します。こういう年は皆で助け合います。Blandineが独立した最初の年はこんなに厳しい年になりました。でも商売は不景気から始めろ!こういう年に独立した人は強いです。私は全面的に彼女を応援します。何故って、私は彼女のワインの大ファンです。彼女の方がワイン造りのセンスが上です。私は醸造家であると同時に鑑定家です。客観的にワインを試飲します。悔しいけど、彼女のワイン造りのセンスにはかないません。2018年に彼女がジェレミーと一緒に造ったワインを飲んでショックでした。最初から、それもこんなボロボロの醸造所でこんなワインを造っちゃうなんて・・・凄い事なのです。子供も二人おりまだまだ小さいのでとても大変です。でもパワフルな彼女はその子供達が生きがいで2足の草鞋を履きながらワインを造り続けます。私はその彼女のワインがどんな風に成長するのか見守り続けます。新しい醸造所に移り、最初に訪問したのが私です。これからどんどん沢山の国の輸入会社が訪問するでしょう。彼女色100%になった、本当にピュアなワインを飲んで驚く顔が想像できます。(2021年9月28日 第1回目訪問 新井順子) (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Les Grues レ グリュ 2022
¥4,180
商品名:Les Grues レ グリュ 2022 ワイナリー・生産者:Le Chat Huant / ル・シャ・ウアン 生産地:フランス・ロワール地方 品種:ガメイ100% タイプ:赤・ミディアム アルコール度数:12.5% 容量:750ml 紫ガーネット色、ブラックベリーや湿った土、山ブドウのアロマ、摘みたてベリーの酸味が目立つアタックに優しいタンニンとスミレの香りが口中に拡がります。 生産者について 「TピュズラやOルマッソンの系譜を継ぐ女性醸造家」 018年に誕生したロワールの新規ワイナリー Jeremie Choquet、非常に綺麗なワインを産出する若手ですがロワールの有力生産者です。その奥様(正確には籍の入っていないカップルですが)Blandine Flochが新しいワイナリーを立ち上げました。JeremieとBlandineは、Thierry Puzelat氏やLesVins Contesの所で働きながら、2015年に出会いました。そして2018年から一緒にワイン造りを始め、子供も授かりました。しかし残念ですが二人は別々の道を歩む事になります。2020年は権利の関係で2つの会社が同じ醸造所で造りました。なので、彼女の権利の方のワインはDomaine du Chat HuantになってJeremieと別のラベルにしました。そして2021年に彼女がやっと醸造所を探し、正式に別れました。同時に彼女はDomaine からネゴシアンに会社を変え、Le Chat Huantになります。 Blandineは1986年9月17日ロワール生まれ。アンボワーズのBac Pro Viti-Oenoの醸造学校を出てしっかりと醸造学を学びました。2011年2012年とLes Vins Contesの所でワイン造りを学び、その後きちんと現代醸造を学び、そしてVin Natureを選んだのです。筋金入りの醸造家、私が選ぶフランスの女性醸造家best3に入ります。2021年の7月、収穫が始まる前にやっと醸造所の契約を終え、その年の醸造に間に合いました。彼女もOlivier Lemassonを尊敬しております。彼女と色んな話をするとどうしてもオリヴィエの話になります。何故って彼女のワイン造りの原点はLes Vins Contesだからです。2021年5月、オリヴィエが亡くなる1週間前に実はフランスでワインサロンがあり、Blandineはオリヴィエと同じブースでした。その時にオリヴィエが彼女に変な質問をしました。「どうしてワインを造っているの?」醸造家が醸造家にこんな質問は普通しません。私は沢山の取材を受けてきましたが、この質問はジャーナリストが必ずしますが、造っている我々にはナンセンスな質問で、個人的には嫌いな質問の1つです。その時はBlandineも変だな~って思いながらも気にしてませんでしたが、その1週間後の事件で彼女はショックを受けました。 2021年VTG、ロワール、特に我々Touraineより北のChevernyは壊滅的な被害を受けました。オリヴィエもBlandineも他の生産者達も9割ものブドウが無くなりました。なのでロワールの皆は南仏の友人たちのBIOのブドウを買って、今年は造ります。皆で南仏に行き、収穫し、トラックを借りてブドウをロワールに運び、そして醸造します。こういう年は皆で助け合います。Blandineが独立した最初の年はこんなに厳しい年になりました。でも商売は不景気から始めろ!こういう年に独立した人は強いです。私は全面的に彼女を応援します。何故って、私は彼女のワインの大ファンです。彼女の方がワイン造りのセンスが上です。私は醸造家であると同時に鑑定家です。客観的にワインを試飲します。悔しいけど、彼女のワイン造りのセンスにはかないません。2018年に彼女がジェレミーと一緒に造ったワインを飲んでショックでした。最初から、それもこんなボロボロの醸造所でこんなワインを造っちゃうなんて・・・凄い事なのです。子供も二人おりまだまだ小さいのでとても大変です。でもパワフルな彼女はその子供達が生きがいで2足の草鞋を履きながらワインを造り続けます。私はその彼女のワインがどんな風に成長するのか見守り続けます。新しい醸造所に移り、最初に訪問したのが私です。これからどんどん沢山の国の輸入会社が訪問するでしょう。彼女色100%になった、本当にピュアなワインを飲んで驚く顔が想像できます。(2021年9月28日 第1回目訪問 新井順子) (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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2022 Aya Rouge 綾ルージュ
¥7,700
商品名:2022 Aya Rouge 綾ルージュ ワイナリー・生産者:Katsuki Wines 生産地:宮崎県綾町 品種:メルロ(60%)、レゲント(28%)、藤みのり(10%) タイプ:赤、辛口 アルコール度数:11% 容量:750ml テクニカルノート 今回は、メルロ単体で仕込んだものと、レゲントをベースとした混醸で仕込んだものをブレンドして仕上げた。いずれも原料は全て除梗をおこない、野生酵母による自然発酵で1週間、27℃前後で発酵させた。発酵終了後、バスケットプレスで圧搾し、ステンレスタンクで約6ヶ月熟成。その間、 重力により滓を沈殿させ、 2回の滓引きをおこなった。その後、それぞれ個別に仕込んだワインをブレンド。2023 年3月に瓶詰をおこない、さらに6ヶ月瓶内で熟成をさせ、同年 10 月にリリース。 テイスティングノート シナモン、ブラックペッパーなどのスパイスの香りに、カシスや、ブラックベリーなどの黒系のベリーの香りも。粗びきソーセージのような肉にくしい香りも感じられ、かなりインパクトを感じさせるアロマ。滑らかなタンニンに、程よい酸と、赤系果実のジューシーな風味が口いっぱいに広がる。余韻は非常に長く、飲み応えのある爽やかな赤ワインに仕上がった。お醤油ベースのお料理、またはチョコレートにも相性がよさそう。 生産者について 香月ワインズは宮崎県綾町にある、小量生産の手造りナチュラルワインに力を入れる、家族経営のワイナリーです。香月克公(カツキ ヨシタダ)は、ニュージーランドとドイツで10年間ワイン醸造を学び、そこで経験した家族やコミュニティーを基本としたワイン造りを、地元宮崎県で挑戦すると決意し帰国しました。自ら宮崎の困難な気候に合うであろうワイン用ブドウ品種を選択し、個人で輸入を行いました。奇跡のリンゴで知られる木村秋則氏に感銘を受け、2013年に化学肥料、殺虫剤、除草剤を一切使わない持続可能なブドウ栽培を始めました。日本の食用ブドウ栽培のテクニックをヨーロッパのワイン用品種に適合させ、今までこの地域では不可能だと思われていたワイン用品種の無農薬栽培を行っています。 ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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2023 綾 Topia(アヤトピア)
¥3,960
商品名:2023 綾 Topia(アヤトピア) ワイナリー・生産者:Katsuki Wines 生産地:宮崎県綾町 品種:巨峰 42%、ナイアガラ 34%、ポートランド 24% タイプ:白、辛口 アルコール度数:9% 容量:750ml テクニカルノート ワイナリー横のブドウ畑で収穫した、ラブラスカ系品種の3種類をそれぞれ個別に仕込んだ。8 月上旬に収穫したポートランドは、除梗し2日間の浸漬ののち、バスケットプレスで搾汁。8月下旬に収穫した巨峰は、手で除梗し、4日間のカーボニック・マセレーションののち、バスケットプレスで搾汁。8月末に収穫したナイアガラは、除梗し、バスケットプレスで搾汁。それぞれ野生酵母により約2週間の低温発酵を行い、発酵終了後、滓引きを経て全量をブレンド。ナイアガラのジュースをわずかに加えて 9 月末に瓶詰。 テイスティングノート ほのかに赤みがかったイエロー。白桃や、リンゴ、柑橘を連想させる爽やかな香り。口に含むと、柑橘系のフレッシュで程よい酸が広がるとともに、程よい苦みも感じられる。杏子のようなほのかな甘みも。発酵由来の泡から来るプチプチ感がとても心地よい。余韻が長く、清涼感のあるジューシーな飲み心地。巨峰、ナイアガラ、ポートランドの 3 種が織りなす、三味一体の透明感ある素晴らしいワインに仕上がった。鶏肉のお料理とのマリアージュがおすすめ。 生産者について 香月ワインズは宮崎県綾町にある、小量生産の手造りナチュラルワインに力を入れる、家族経営のワイナリーです。香月克公(カツキ ヨシタダ)は、ニュージーランドとドイツで10年間ワイン醸造を学び、そこで経験した家族やコミュニティーを基本としたワイン造りを、地元宮崎県で挑戦すると決意し帰国しました。自ら宮崎の困難な気候に合うであろうワイン用ブドウ品種を選択し、個人で輸入を行いました。奇跡のリンゴで知られる木村秋則氏に感銘を受け、2013年に化学肥料、殺虫剤、除草剤を一切使わない持続可能なブドウ栽培を始めました。日本の食用ブドウ栽培のテクニックをヨーロッパのワイン用品種に適合させ、今までこの地域では不可能だと思われていたワイン用品種の無農薬栽培を行っています。 ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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2023 PETITE PLANETE(ぷてぃ ぷらねっと)
¥3,960
商品名:2023 PETITE PLANETE(ぷてぃ ぷらねっと) ワイナリー・生産者:Katsuki Wines 生産地:宮崎県綾町 品種:ブラックオリンピア 100%(契約農家) タイプ:ペティアン、辛口 アルコール度数:10% 容量:750ml テクニカルノート 有機農業の町 宮崎県綾町のブドウ農家様から預かった珍しい品種「ブラックオリンピア」で、微発泡のペティアンとして仕上げた。農薬不使用。収穫したブドウは厳しい選果ののち、全て除梗しバスケットプレスで搾汁。酸のバランスを整えるため、前年は早摘みした摘果ブドウのジュースをブレンドしたが、今年は収穫時点で未完熟のブドウを少量加えて仕込んだ。搾汁後 2 日間低温で静置しクリアになった上澄みの果汁で、野生酵母により4週間の低温発酵。発酵終了直前に冷却して発酵を停止し、瓶詰を行ない、瓶内 1 次発酵を行なった。 テイスティングノート 色調はわずかに赤みを帯びたイエロー。梨や桃のような甘やかな香りが特徴的。2022 年と同じく強めに仕込んだ泡は、口の中で元気に弾け爽快感を与えてくれる。抜栓後は天然酵母由来の泡によりオリが混ざり合い、風味にコクと旨味が加わりつつも、ほどよく締まったフィニッシュに仕上がった。 ----- ●このワインは無濾過のため、瓶の底にオリが沈殿しています。瓶を立ててよく冷やしてからお飲みください。 ●2~3日程度しっかりと冷やしてください。冷やしが不十分な場合、泡が吹きこぼれる恐れがあります。 ●抜栓後すぐ、2~3杯分のワインをグラスへ移すことで、吹きこぼれを防ぐことができます。グラスを事前にご用意ください。 生産者について 香月ワインズは宮崎県綾町にある、小量生産の手造りナチュラルワインに力を入れる、家族経営のワイナリーです。香月克公(カツキ ヨシタダ)は、ニュージーランドとドイツで10年間ワイン醸造を学び、そこで経験した家族やコミュニティーを基本としたワイン造りを、地元宮崎県で挑戦すると決意し帰国しました。自ら宮崎の困難な気候に合うであろうワイン用ブドウ品種を選択し、個人で輸入を行いました。奇跡のリンゴで知られる木村秋則氏に感銘を受け、2013年に化学肥料、殺虫剤、除草剤を一切使わない持続可能なブドウ栽培を始めました。日本の食用ブドウ栽培のテクニックをヨーロッパのワイン用品種に適合させ、今までこの地域では不可能だと思われていたワイン用品種の無農薬栽培を行っています。 ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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キャレ・デュ・ルー 2020 エピゾードC 2021 Carré du Loup
¥3,080
商品名:キャレ・デュ・ルー 2020 エピゾードC 2021 Carré du Loup ワイナリー・生産者:Famille Scarlata(ファミーユ・スカルラタ) 生産地:Languedoc, Souvignargues, France 品種:サンソー80%、グルナッシュ20%(樹齢40~50年) タイプ:赤・ミディアム アルコール度数:13% 容量:750ml この区画から、ピック・サン・ルー山が見渡せるのでこのワイン名になりました。品種ごとに収穫後、全房にてセミ・マセラシオン・カルボニック法で醸造。プレス後はステンレスタンクにて6か月間の熟成。無清澄、軽い濾過、SO2は熟成中に2g使用。ブルーベリーなどの黒果実のアロマで果実味と酸がしっかりとあり、程よいタンニンが心地よいワインです。 生産者について ファミーユ・スカルラタは、セヴェンヌ山脈の麓、スヴィニャルグに位置する2012年に設立された家族経営のドメーヌです。 ヴィンテージごとに、テロワール、ブドウ品種、そしてノウハウの共生を目指しています。 造り手であるのギエム・スカルラタの両親はワイン愛好家で別の仕事を掛け持っており、ワインは「趣味」として造っていました。その当時から自然派ワインを志向しており、モン・ド・マリ―のティエリー・フォレスティエのサポートを受けながらノウハウを学んでいきました。 小さいころからワイン造りを両親と行ってきたギエムは、その情熱から生産者になることを決意します。そして学校でブドウ栽培及び醸造学 、ワイン・トレードも学び、その後、さまざまなドメーヌで経験を得てから自分のワイン造りをスタートしました。小さな丘陵地に位置するこの地域のテロワールは独特で、遅熟で涼しい風が吹いているので、自然派ワインを造るのに実に適しています。栽培は化学物質や除草剤を使用せず、土壌の生物学的活性を維持しながら雑草をコントロールするために、軽く、しかし定期的に耕しています。 現在ブドウの畑の 2/3 は有機栽培に転向中、残りはビオラベル認証。醸造中の添加物は一切無し。天然酵母での醸造。濾過無し、清澄無し。SO2 は必要な時に少々添加しています。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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プティット・マチネ・トランキル / Petite Matinée Tranquille
¥3,740
商品名:プティット・マチネ・トランキル / Petite Matinée Tranquille ワイナリー・生産者:Famille Scarlata(ファミーユ・スカルラタ) 生産地:Languedoc, Souvignargues, France 品種:グルナッシュ100%(樹齢40年) タイプ:赤・ミディアム アルコール度数:13% 容量:750ml キュヴェ名は「穏やかな朝」の意。2種の醸造のブレンド。一方では全房でのセミ・マセラシオン・カルボニックを行ないフレッシュな飲み心地の良さとを与え、もう一方は除梗したブドウをマセラシオンし個性と深みを与えています。ファイバー製のタンクで3か月熟成。無濾過、無清澄。SO2無添加。フレッシュで旨味のぎゅっと詰まった赤。 生産者について ファミーユ・スカルラタは、セヴェンヌ山脈の麓、スヴィニャルグに位置する2012年に設立された家族経営のドメーヌです。 ヴィンテージごとに、テロワール、ブドウ品種、そしてノウハウの共生を目指しています。 造り手であるのギエム・スカルラタの両親はワイン愛好家で別の仕事を掛け持っており、ワインは「趣味」として造っていました。その当時から自然派ワインを志向しており、モン・ド・マリ―のティエリー・フォレスティエのサポートを受けながらノウハウを学んでいきました。 小さいころからワイン造りを両親と行ってきたギエムは、その情熱から生産者になることを決意します。そして学校でブドウ栽培及び醸造学 、ワイン・トレードも学び、その後、さまざまなドメーヌで経験を得てから自分のワイン造りをスタートしました。小さな丘陵地に位置するこの地域のテロワールは独特で、遅熟で涼しい風が吹いているので、自然派ワインを造るのに実に適しています。栽培は化学物質や除草剤を使用せず、土壌の生物学的活性を維持しながら雑草をコントロールするために、軽く、しかし定期的に耕しています。 現在ブドウの畑の 2/3 は有機栽培に転向中、残りはビオラベル認証。醸造中の添加物は一切無し。天然酵母での醸造。濾過無し、清澄無し。SO2 は必要な時に少々添加しています。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Clair Mont / クレール・モン2021
¥2,860
商品名:Clair Mont / クレール・モン2021 ワイナリー・生産者:Domaine Landron Chartier(ドメーヌ・ランドロン・シャルティエ) 生産地:Ancenis, Loire, France / フランス・ロワール地方 品種:カベルネ・フラン タイプ:赤・ミディアム アルコール度数:12% 容量:750ml 手摘みで収穫。除梗し14日間のマセラシオン。自然酵母を用い、 20 度でアルコール発酵。バリックで 6ヶ月、その後タンクで更に 6 ヶ月熟成。ドメーヌが所有する各テロワールからのアッサンブラージュ。黒果実の香りと軽い樽香、爽やかな口当たり、肉を思わせるような余韻。フレッシュさの中に緻密さと気品が感じられます。 相性の良い料理:ソースのある肉料理、シャルキュトリー、仔牛 生産者について 3代目のワインメーカーであるベルナール氏は、兄のジョー氏と共にミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ地区ので働いていましたが、協業が頓挫してしまいました。2002年、ベルナール氏と妻のフランソワーズは、シャトー・デュ・ポンソー(ナントの北東部)の畑を取得し、その20haの土地で新たなチャレンジをスタートしました。 当初は全生産量をバルクで販売していましたが、2008年にブドウ栽培と醸造学の学位を取得した長男ブノワが戻ってきたことを機に、彼らは自分たちでワインを醸造・瓶詰めするようになり、2009年には有機栽培への転換が始まりました。 現在は約30ヘクタールを所有し、畑はミュスカデ・コトー・ド・ラ・ロワールとコトー・ダンスニに渡り、リニエ、ウドン、サン・ジェレオン、の3つのテロワールから形成されています。栽培品種はメロン・ド・ブルゴーニュ、フォール・ブランシュ、ピノ・グリ、ガメイ、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨンとバラエティに富んでいます。この地域ではムロン・ド・ブルゴーニュが魅力的な丸みを持って自己表現し、ガメイは果実のフレッシュ感を楽しめます。そして、この地域のもう一つのオリジナリティはアペラシオン:マルヴォワジー・コトー・ ダンスニです。ピノ・グリが本来のピンクがかった黄金色をしており、フレッシュな果実と非常に口当たりの良い残糖を保っています。 彼らはワイン生産者として心情として、下記の2つを掲げています。 ・テロワールを尊重すること:私たちのためにも、あなたのためにも、そしてもちろん私たちの子供たちに健康的な土地を引き継ぐためにも、健全な農業が必要です。 ・テロワールの価値を高めるために:変わることのない考え方。それは、それぞれのテロワールのアイデンティティを忠実に伝えるために常に高品質なワインを生み出していくことです。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Les Copines Aussi / レ・コピン・オッシ 2021
¥3,080
商品名:Les Copines Aussi / レ・コピン・オッシ 2021 ワイナリー・生産者:DOMAINE DES SABLONNETTES(ドメーヌ・デ・サブロネット) 生産地:Angers, Loire, France / フランス・ロワール地方 品種:ガメイ 96%(樹齢20-50年)、シュナン・ブラン タイプ:赤・ミディアム アルコール度数:11.5% 容量:750ml ガメイは池のほとりにある区画より。収穫後、全房でマセレーション中にダイレクトプレスしたシュナンをブレンド。 発酵後プレス、再びステンレスタンクにて6ヶ月熟成。軽くフィルターをかけ、SO2無添加で瓶詰め。 ブラックチェリーやカシスの香り。果実味は十分に感じながらもフレッシュでフルーティーな飲み心地の良いスタイル。軽く冷やしても◎。 キュベ名の由来は、「女友達が何よりも大切」。 「レ・コパン・ダボー」と対のワイン。 生産者について ロワール地方のアンジェの街から南に20kmにあるラブレー村にジョエル・メナール氏の「ドメーヌ・レ・サブロネット」。 当主はジョエル・メナール。「ドメーヌ・レ・サブロネット」は、ビオディナミ実践団体の「ルネサンス・デ・ザペラシオン」に所属するメンバーの1人でロワールを代表するビオディナミスト。 元々祖父の代からブドウ栽培をしていたメナール家。ジョエルは機械技師をしていましたが、1982年に帰省してからはワイン造りを開始。樽職人でもあった父の仕事を手伝いながら、1984年にドメーヌを設立。1991年にはビオロジック栽培、2000年からビオディナミを開始しました。2014年にはDemeter認証も取得。 ビオディナミを開始した理由は、【自然と人間の調和】を目指すため! ジョエルは昔を思い出しながらこう言いました。「90年頃、ビオを始めた頃は周りの人たちからは変わり者扱いされたよ。マジで頭オカシイんじゃないかって(笑)。でも、ラッキーなことにうちの畑は祖父の代から除草剤を使ってないし、他の農薬もほとんど使っていなかったから、ビオにしても大きなリバウンドはなかった。 きっちり畑で仕事をして、その年の作柄を生かしたワイン造りをしたいんだ!」 現在約13haの畑を管理し、ガメイ、カベルネ・フラン、シュナンブラン、グロロを栽培。発酵はもちろん自然酵母で。ワイン造りが楽しくて仕方がないというジョエル。 ジョエルに影響されて村でもビオディナミでワイン造りをする仲間が5人にも増え、彼らのリーダーとして信頼されています。他の地域の自然派生産者たちとの交流も深く、ビオディナミのプレパラシオンはサンソニエールのマルク・アンジェリから譲ってもらっている。2013年からは息子のジェレミーも参画。当初は周囲から変人扱いされながらも勇気をもって有機栽培を開始し、やがて偉大な造り手となった父の背中をしっかりと見てきたジェレミーは、ワインの味わいをさらに向上させようという意欲とともに、父の意思をしっかりと受け継いでいます! 顧客には「ポール・ボキューズ」や「トロワ・グロ」、デンマークの「NOMA」といったトップレストランを抱えています。 フランス2大ワインガイド(「Le Guide des Meilleurs Vins de France」と「Bettane & Desseauve」)のいずれにも登場しています。 「ドメーヌ・レ・サブロネット」のすべての畑はAOPアンジュにありますが、「AOP法の基準によって各生産者のワインの味わいが画一化してゆくのを避けるため」、敢えてVDFとしてリリース。印象的なラベルの絵は、家族ぐるみで親交のあるフランスの高名な画家ドニ・ユノーが、それぞれの作品に対するメナール家の想いに基づいて描いたもの。これらのラベルデザインや各ワインの作品名などにも表れているように、飲み手をワクワクさせてくれます。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Les Copains D'Abord / レ・コパン・ダボール 2021
¥2,860
SOLD OUT
商品名:Les Copains D'Abord / レ・コパン・ダボール 2021 ワイナリー・生産者:DOMAINE DES SABLONNETTES(ドメーヌ・デ・サブロネット) 生産地:Angers, Loire, France / フランス・ロワール地方 品種:グロロ70% (樹齢20-50年)、ガメイ20%、シュナン10% タイプ:赤・ミディアム アルコール度数:12.5% 容量:750ml 収穫後、除梗しタンクにて5日間マセラシオン。 その後プレス、再びステンレスタンクにて6ヶ月熟成。 桜桃やプラムの香り。心地よいミネラルと酸、出汁に通ずるような繊細な旨味。 「レ・コピーヌ・オッシ」の対になるワインで、「男友達が何よりも大切」という意味。 生産者について ロワール地方のアンジェの街から南に20kmにあるラブレー村にジョエル・メナール氏の「ドメーヌ・レ・サブロネット」。 当主はジョエル・メナール。「ドメーヌ・レ・サブロネット」は、ビオディナミ実践団体の「ルネサンス・デ・ザペラシオン」に所属するメンバーの1人でロワールを代表するビオディナミスト。 元々祖父の代からブドウ栽培をしていたメナール家。ジョエルは機械技師をしていましたが、1982年に帰省してからはワイン造りを開始。樽職人でもあった父の仕事を手伝いながら、1984年にドメーヌを設立。1991年にはビオロジック栽培、2000年からビオディナミを開始しました。2014年にはDemeter認証も取得。 ビオディナミを開始した理由は、【自然と人間の調和】を目指すため! ジョエルは昔を思い出しながらこう言いました。「90年頃、ビオを始めた頃は周りの人たちからは変わり者扱いされたよ。マジで頭オカシイんじゃないかって(笑)。でも、ラッキーなことにうちの畑は祖父の代から除草剤を使ってないし、他の農薬もほとんど使っていなかったから、ビオにしても大きなリバウンドはなかった。 きっちり畑で仕事をして、その年の作柄を生かしたワイン造りをしたいんだ!」 現在約13haの畑を管理し、ガメイ、カベルネ・フラン、シュナンブラン、グロロを栽培。発酵はもちろん自然酵母で。ワイン造りが楽しくて仕方がないというジョエル。 ジョエルに影響されて村でもビオディナミでワイン造りをする仲間が5人にも増え、彼らのリーダーとして信頼されています。他の地域の自然派生産者たちとの交流も深く、ビオディナミのプレパラシオンはサンソニエールのマルク・アンジェリから譲ってもらっている。2013年からは息子のジェレミーも参画。当初は周囲から変人扱いされながらも勇気をもって有機栽培を開始し、やがて偉大な造り手となった父の背中をしっかりと見てきたジェレミーは、ワインの味わいをさらに向上させようという意欲とともに、父の意思をしっかりと受け継いでいます! 顧客には「ポール・ボキューズ」や「トロワ・グロ」、デンマークの「NOMA」といったトップレストランを抱えています。 フランス2大ワインガイド(「Le Guide des Meilleurs Vins de France」と「Bettane & Desseauve」)のいずれにも登場しています。 「ドメーヌ・レ・サブロネット」のすべての畑はAOPアンジュにありますが、「AOP法の基準によって各生産者のワインの味わいが画一化してゆくのを避けるため」、敢えてVDFとしてリリース。印象的なラベルの絵は、家族ぐるみで親交のあるフランスの高名な画家ドニ・ユノーが、それぞれの作品に対するメナール家の想いに基づいて描いたもの。これらのラベルデザインや各ワインの作品名などにも表れているように、飲み手をワクワクさせてくれます。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Porc tout gai 2022 / ポル・トゥ・ゲ
¥3,300
商品名:Porc tout gai 2022 / ポル・トゥ・ゲ ワイナリー・生産者: P-U-R (ピュール) 生産地:フランス/ボージョレ地方 品種:ガメイ100% タイプ:赤・ミディアム アルコール度数:14% 容量:750ml ガメイ100%らしい赤い果実、苺、サクランボのアロマ、オレンジピールの清流感のある味わい。 抜群に飲みやすさを感じる1本! 生産者について P-U-R ピュール シリル・アロンソとともにP-U-Rの共同経営者として歩みを続けていましたが、2019年にシャペル・ド・ギンシェにあった「chateau de bel avenir」を売却後、シリルは奥さんとさらに山奥へ引っ越し独立をしました。そのため現在はフロリアン1人でP-U-Rの仕事を全て行っております。ブドウ畑を一切所有せず、それを逆手にとって優秀な栽培家とタッグを組みながら、優れたブドウを入手し、醸造。 P-U-Rラベルは→健全なブドウを使っている→絶対美味しくて、絶対安心なワインである、という一連の思いを飲む人全てにもって欲しい と、強い意識付けをゴールに設定しています。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Lazy Winemaker! Cabernet Franc / レイジー・ワインメーカー!カベルネ・フラン 2022
¥2,640
商品名:Lazy Winemaker! Cabernet Franc / レイジー・ワインメーカー! カベルネ・フラン 2022 ワイナリー・生産者:Quasar Wines (クォーサ・ワインズ) 生産地:チリ、クリコバレー 品種:カベルネ・フラン タイプ:赤 アルコール度数:13.5% 容量:750ml ブラックチェリーとフレッシュなプラムの生き生きとしたアロマ。味わいはフレッシュで持続性があり、シルキーで柔らかなタンニンがあり、ラズベリーの果実味と相まってみずみずしいフローラルな風味が感じられます。 生産者について オーナーであるエチェヴェリア家は19世紀前半にスペインより入植した家系で、ワイナリーの歴史は1930年にモンペリエから来たロジェール・ピッフル・ド・ヴォーバンがモリナに初めてワイナリーを設立したことで始まる。ロジェールの娘アドリアーナとエチェヴェリア家の初代ロベルトが結婚し、ワイナリーの運営はエチェヴェリア家に引き継がれていく。現在では4代目にあたるロベルトがワイナリーの指揮を執っている。ワイナリー設立以来、ニューワールドの果実味と旧世界 のエレガンスを調和させ個性的なスタイルを目指している。アンデス山脈や南極に守られた非常にブドウ栽培に適した場所でありながら環境への配慮を重視したワイナリーの経営スタイルを徹底してる。畑の雑草を羊の餌にしてコントロールしたり、菜園、養鶏などもおこなっており、リサイクルにも力を入れている。トレーサビリティーもしっかりと管理されておりISO9001の取得もしている。OIVベルリナー・ワイン・トロフィー2020にてチリの最優秀生産者に選ばれている。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Lazy Winemaker! Rosé País 2022 / レイジー・ワインメーカー!ロゼ・パイス 2022
¥2,640
商品名:Lazy Winemaker! Rosé País / レイジー・ワインメーカー!ロゼ・パイス 2022 ワイナリー・生産者:Quasar Wines (クォーサ・ワインズ) 生産地:チリ、クリコバレー 品種:パイス 100% タイプ:ロゼ アルコール度数:13% 容量:750ml 熟したイチゴとバナナのアロマがあり、口に含むと爽やかでクリーミーな酸味が感じられます。 生産者について オーナーであるエチェヴェリア家は19世紀前半にスペインより入植した家系で、ワイナリーの歴史は1930年にモンペリエから来たロジェール・ピッフル・ド・ヴォーバンがモリナに初めてワイナリーを設立したことで始まる。ロジェールの娘アドリアーナとエチェヴェリア家の初代ロベルトが結婚し、ワイナリーの運営はエチェヴェリア家に引き継がれていく。現在では4代目にあたるロベルトがワイナリーの指揮を執っている。ワイナリー設立以来、ニューワールドの果実味と旧世界 のエレガンスを調和させ個性的なスタイルを目指している。アンデス山脈や南極に守られた非常にブドウ栽培に適した場所でありながら環境への配慮を重視したワイナリーの経営スタイルを徹底してる。畑の雑草を羊の餌にしてコントロールしたり、菜園、養鶏などもおこなっており、リサイクルにも力を入れている。トレーサビリティーもしっかりと管理されておりISO9001の取得もしている。OIVベルリナー・ワイン・トロフィー2020にてチリの最優秀生産者に選ばれている。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Vin De Frantz Colombard ヴァン ド フランツ コロンバール 2022
¥3,850
SOLD OUT
商品名:Vin De Frantz Colombard ヴァン ド フランツ コロンバール 2022 ワイナリー・生産者:Frantz Saumon / フランツ・ソーモン 生産地:フランス・ロワール地方 品種:コロンバール100% タイプ:白・辛口 アルコール度数:14% 容量:750ml 粘土石灰土壌に植わるコロンバールをステンレスタンクなど複数容器で発酵・熟成しました。輝きのあるグリーンイエロー色、ライムや二十世紀梨、黄色リンゴのフレッシュな香りを感じます。ドライなアタックにスッキリとした口あたりで、のど越し良くミネラルと塩味が感じられる味わいで、グレープフルーツピールの苦みがアクセントとなっています。 生産者について 《モンルイの兄貴分フランツ 白ブドウの可能性をストイックに追求》 フランツ・ソーモンは2002年からワイン造りを始めた醸造家で、今ではDomaineだけの生産量では足りなく2009年からネゴシアンの会社Un Saumon dans la Loire(アン・ソーモン・ダン・ラ・ロワール)を設立し、意欲的に活躍しております。 無農薬の農法に興味が有り、シュナンブランに挑戦したいとモンルイを選びました。畑で無農薬の仕事はきりがありません。彼の畑は4haですが、オーナーが無農薬とは全く反対の農法を行っていたので、1年目は仕事がエンドレスな状態でした。2019年の3月からフランツは、パートナーのマリー・チボーと醸造所、熟成場所をシェアしています。以前より使用しているモンルイ圏内の自宅兼醸造所から、高速道路を使っても車で1時間程かかるvalleresという村で、洞窟(とても広い)を醸造所と熟成場所にして、様々な種類のタンク、アンフォラ、樽を所有しています。洞窟のすぐ向かいには自宅があり、マリーと二人の娘さんと毎日なんだか楽しそうに暮らしております。 この新カーヴではネゴスものを醸造しており、タンクを置く広い場所があるからこそ為せる技ですが、それぞれのミレジムの特徴やブドウの特性に合わせタンクを使い分ける、かつ各キュヴェに熟成の時間もかけてあげることができる、とても良い環境で醸造を行っています。 モンルイにある旧カーヴでは自社ブドウを使ったドメーヌものを醸造しており、新カーヴ近くの新しい畑に植樹したコーとピノノワールで造るドメーヌものの赤ワインが数年後にはお披露目できそうです。(2020年1月訪問) (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Pinot Blanc Amzelle ピノブラン アムゼル 2020
¥4,620
商品名:Pinot Blanc Amzelle ピノブラン アムゼル 2020 ワイナリー・生産者:Domaine Marc Tempé / ドメーヌ・マルク・テンペ 生産地:フランス / アルザス地方 品種:ピノブラン60% ピノオーセロワ40% タイプ: 白・やや辛口 アルコール度数:13% 容量:750ml AOCのお達しにより村名はキュヴェ名に冠する事が出来なくなりAmzelle(クロウタ鳥)と名付けました。粘土・泥灰土壌で育つピノブランとピノオーセロワをプレスし、37hlのフードルで発酵・熟成しました。粘性のあるグリーンイエロー色、瀬戸内レモンやゆずジャムの香り、爽やかなアタックに完熟した柑橘の甘さ、たっぷりの旨味が溶け込んでいます。 生産者について 『2005年から国内で大人気!ジャポン大好きビオディナミの巨匠』 ドメーヌ・マルクテンペはアルザス南部の中心、コルマールから7kmほど進んだ南西向きのツェレンベルグ村に有ります。アルザスは南仏のペルピニャンの次に降雨量が少なく、乾燥した地域。南向きの夏の畑は「目玉焼きが焼けるほど」暑いため、ブドウにもしっかりと糖度がのります。標高は225~260m、粘土石灰土壌をベースに、ヴォージュ山脈の花崗岩や黄色みを帯びた石灰の混じる多様な土壌は、さまざまなブドウ品種に適合し、ミネラルたっぷりなふくよかな味わいを生み出します。 初夏、マルクの畑の土からはなんともいえない深い土の香りが漂います。雑草も元気に生い茂り、ブドウの樹の根元には直径1cm弱のミミズの穴がポコポコ。そう彼の畑はビオディナミ。総面積8haの畑で、93年からビオロジック、96年からビオディナミに取り組む彼は、化学肥料や農薬をいっさい使わず、芽かきによる収量制限や夏季剪定も行ないません。ブドウの樹が自分の力でうまいこと育っていくのを助ける以外は何もしません。見れば樹には太ったエスカルゴ(かたつむり)も。除草剤や化学肥料を使った近くの畑と比べて生き物の数は雲泥の差。「おいしい畑はかたつむりも知ってるよ!」 太陽の光を一杯に浴び糖度が充分にのったブドウは9月に選果しつつ手摘み収穫。房、茎をつけたまま優しく5~6時間かけてプレスします。「テントウ虫が生きたまま出てこられるくらいやさしいプレスなんだよ」と彼は言います。地つきの天然酵母で仕込むマルクのワインからは明るく前向きな温かさを感じます。 ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Poire Domfront ポワレ・ドンフロン 2020
¥2,090
商品名:Poire Domfront ポワレ・ドンフロン 2020 ワイナリー・生産者:Ferme de la Motte / フェルム・ド・ラ・モット 生産地:フランス / ノルマンディ地方 品種:ノルマンディ産洋梨(プラン・ド・ブラン)100% タイプ: 白泡・やや辛口 アルコール度数:4.5% 容量:750ml ノルマンディ地方で自家無農薬栽培の洋梨(プラン・ド・ブラン)100%で造るポワレで、10月に収穫しプレス後、グラスファイバータンクで一次発酵を2週間行い果醪をフィルターで取り除きそのまま7ヶ月間発酵、瓶に詰め替えて65日間の瓶内熟成を経て仕上がりました。ライトイエローの色調、落ち着いた泡立ち、フレッシュなジュースは優しい旨味に甘みが安心感をもたらします。 生産者について 『ノルマンディー名産ポワレとポモー 自家栽培醸造の高貴な味わい』 フランス北西部、モンサンミッシェルで有名なノルマンディ地方。その世界遺産からパリに向かって西へ100Km程行くと、洋梨ポワレの有名産地Domfront(ドンフロン)地区St Cyr du Bailleul(サン・シル・デュ・バイユール)村です。そこには緑豊かな小高い丘陵地に牧場とリンゴ園・洋梨園が共存するノルマンディの伝統的な景色が見られます。 この地で半世紀以上に渉り農園を経営するフェルム・ド・ラ・モットは、1949年に現経営者ジェローム・ルクロニエの祖父が農場を購入し牛乳生産を開始、1958年にはフェルムを創業しポワレ・シードル・カルヴァドスを生産する体制を築きました。化学者の道を歩んで来たジェロームは1998年に両親から農園を引継ぎ、現在は夫人と弟の3人で家族経営を続けています。2004年には「地球に優しい農業」を志し、全ての農園を有機栽培に転換し、ドンフロン地区唯一のBioポワレ、そしてシードル・カルヴァドスを産出しています。 無農薬で育てた洋梨(1種類)とリンゴ(12種類)は、北風が吹き始める11月に収穫が始まります。樹から熟した果実が自然に地面に落ちてくるのが収穫の合図、ひと際背が高い高樹齢の洋梨の実もふわふわな地面のお陰で全く傷むことは有りません。収穫した果実は、きれいに水洗いし、機械で砕き果汁をグラスファイバータンクに移しゆっくり時間をかけてアルコール発酵、その後瓶内二次発酵、瓶熟成を経て出荷されます。長期熟成が可能で、当然のことながら6月頃の初出荷分と瓶熟後とでは異なった味わいを楽しむことが出来ます。 澄んだ青い瞳の生産者ジェロームは、「自分たちの一番大切な仕事は畑を観察すること、果実の状態が健全であればこそ美味しいポワレやシードルが出来あがります」と静かに語ります。輝く黄金色の極め細やかな泡、程良い酸味と苦みと甘みが絶妙のバランス!食前酒は勿論、食事に合わせて、そしてデザートにも…日本の飲食シーンに新たな1ページをフェルム・ド・ラ・モットと一緒にお楽しみ下さい。 ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Le Scarabée Skin Touch ル スカラベ スキンタッチ 2018
¥7,150
商品名:Le Scarabée Skin Touch ル スカラベ スキンタッチ 2018 ワイナリー・生産者:Christian Binner / クリスチャン・ビネール 生産地:アルザス地方 品種:ゲヴュルツトラミネール60%リースリング30%ミュスカプティグランブランとミュスカロゼ10% タイプ: オレンジ・辛口 アルコール度数:14.5% 容量:750ml お爺様の時代からの伝統的な混醸スタイルで、GCケフェルコフで育つゲヴュルツトラミネールを主体に4品種を同時に収穫しすべて一緒に全房で2週間醸し後プレス、木樽で24ヶ月発酵・熟成しました。黄金を帯びたオレンジカラー、金木犀やトロピカルフルーツ、オレンジのアロマ、エキスの詰まったしっかりした味わいは上質で複雑味があり、ボリューミーでアフターまでエキスの旨味がたっぷり拡がります。 生産者について 『アルザスで250年続く名門 ビオディナミが奏でるキュヴェの数々』 アルザス地方のコルマールよりすぐ北のAmmerschwihrという村に位置するDomaine Binnerは1770年からワイン造りを行っている、非常に名門の家族です。 醸造に関しては農業本来の姿をモットーとして、無農薬を徹底し、SO2もほとんど使用しておりません。今でこそ無農薬のスタイルが見直されておりますが、お父様の時代には化学肥料がもてはやされた頃でした。その時代にもかたくなに一貫して無農薬の農業を続けました。まわりの人に変わっていると散々言われましたが、このスタイルを一貫して守り続けた造り主です。収穫も手で行っている為、家族だけで手入れが出来る11haの畑を大切に守っております。アルザスでは決して大きな造り主ではありませんが、先祖代々から大切に受け継がれた財産は、カーブの中1つとってもうかがえます。 まず古いヴィンテージのワインが数多くストックとして残っており、アイテムが多い為に各ストック場所がCaveの地図で管理されているのです。歩いていると偶然1955年のリースリングを発見、珍しいヴィンテージなので、譲ってくれないかと申し出たら瓶を見せてくれて、「目減りがすごいので譲りたいが残念ながら出来ない」と、品質に関する徹底した姿勢が伺えました(実際は大丈夫な程度なものですが…)。 Binner家のワインの味わいはウルトラ自然、一度飲んだら誰でも忘れることが出来ない程、印象的な香りと厚みとエレガンスを備えたスーパーワイン。看板商品です。アルザスリースリングと言えば、ビネールと言われる程、最近ではお陰様にも認知度もあがって参りました。こういうワインを扱わさせて頂く事に誇りを感じます。(新井順子) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Riesling Quarzit リースリング クワツィット 2018
¥5,830
商品名:Riesling Quarzit リースリング クワツィット 2018 ワイナリー・生産者:Weingut Warga-Hack / ヴァイングート・ヴァルガ・ハック 生産地:ズュート・シュタイヤーマルク地方 品種:リースリング100% タイプ: 白・辛口 アルコール度数:12% 容量:750ml 全ての畑がサウザル山にあり斜度71度の急斜面で標高490mに位置しています。クワツィットとは珪岩のことで、デヴォン紀の砂状の堆積土壌から強い圧力を受け通気性が良く熱を素早く蓄積する土壌で育ったリースリングを古樽で発酵・熟成しました。輝きのある淡い黄金色、金木犀やカリンのアロマ、ドライで拡がりがあり、心地よく酸が溶け込むボリュームでミネラル豊かな仕上がりです。 生産者について 『サウザルのテロワール、それはスレート土壌×高標高×急斜面』 1994年、レイナ―・ハックはズュート・シュタイヤーマルクのサウザルにヴァイングート・ヴァルガ・ハックを立ち上げました。2002年に妻のジャスミンと結婚して以降は夫婦二人三脚で切り盛りしており、現在約10haの畑を持っています。畑のブドウ構成は20 % Sauvignon Blanc、20 % Riesling、20 % Pinot Blanc、12 % Welschriesling、10 % Pinot Gris、10 % Morillon (Chardonnay)、5 % Muskateller、3 % Zweigelt(ROSÉ)となっています。 レイナ―は、Silberberg(ジルバーベルク)のブドウ栽培の学校を卒業後、畑と醸造の現場で修業をしていました。その後、1994年に自らのWeingut(ヴァイングート)を立ち上げながらもジャスミンと彼の両親と共に生活の為にブッシェンシャンク(ホイリゲのような酒場)とゲストルームを営んでおりました。しかし、ワイン造りのみへの集中とオーガニック農業への変換への欲求は彼の中で高まっていきます。2006年にKrems(クレムス)でビオロジック農業のコースを、2015年にはGöpfritz(ゲープフリッツ)でビオディナミ農業のコースをとり、徐々にしかし確実に自然回帰への農業を深化させていきました。現在は、ワイン造りのみへ集中できる体制が整っています。 グラーツ出身のジャスミンは地元の大学で建築の博士号をとりました。この時学んだデザインやアートはワインメーカーとして今も彼女にとっては重要な要素となり、ヴァイングート・ヴァルガ・ハックを支えております。両親がワインをこよなく愛していた影響で、大学卒業後、彼女はワイン造りに興味を持っていきます。農業とワイン醸造の学校に通い、ワイン造りの勉強を始め、最終的にGöpfritz(ゲープフリッツ)でデメテールのビオディナミ・コースも取得します。夫婦間で彼女は現在マーケティングと営業の担当をメインとしておりますが、ワインのスタイルや方向性を決める時は夫のレイナ―と共に彼女の意見ももちろん重要視されています。 2003年の長男の誕生がエコロジカルな農業へ転換する大きなきっかけとなりました。2006年には次男、2012年には長女が生まれ現在3人の子宝に恵まれています。 レイナ―とジャスミンは2004年に畑をビオロジックへ変換、2009年にはオーガニック認証を取得します。ヴァイングート・ヴァルガ・ハックはサウザルのキツェックの地で初めてビオロジック農業を実践し初めて認証を取得したヴァイングートです。以後、畑のますますの自然回帰を進めビオディナミ農業へと深化させ、2017年にはデメテールを取得します。デメテールの取得は醸造やワイン・スタイルに影響するだけでなく、とりわけ畑に多大な影響をもたらしました。動物や植物の生物多様性は日に日に畑に浸透し、他者の畑との違いは明確となっていきます。二人は畑を植物や生物の住みかとして、また3人の子供たちの壮大な遊び場として考えています。 「古いものは樹齢50年になるブドウ樹のまわりで、花が咲き、蜂が飛び交い、草木は高く伸び、野鳥がブドウ樹に巣をつくる(笑顔)」微笑ましく語ります。 完全な手仕事、ビオディナミ・サイクルを手助け継続する事。土壌がより生命力に満ちて生き生きとし、化学肥料や除草剤や殺虫剤なしでブドウ樹が元気に育っていくのは、彼らにとっては必然の結果でした。畑の自然回帰への決断と努力、それはヴァイングート・ヴァルガ・ハックの個性と将来を決定づけました。 ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。